1.はじめに
ワードプレスを使う場合「万が一サイトが消えてしまった時」に備えてバックアップをおすすめします。
実際、どんな時にデータが消えてしまったり、サイトが崩れたりするかを簡単にまとめました。
① これは定期的に必要な事ですがワードプレスを新しいバージョンに更新したりする場合。
② 新しいプラグインを入れる時に相性が悪かったりするとサイトが崩れたりするケースが稀にある。
③ サーバーでバックアップを取っているということで安心していたがサーバー自体に問題が発生した場合。
などが考えられますがせっかく一生懸命作り上げたサイトが消失なんてことになったら大変です。
ちなみに私はエックスサーバーを使用しているので毎日「自動バックアップ」を取ってくれています。
ただ、復旧させる際は有料だったり急ぎの場合もあるので念のために自分でもバックアップをしています。
fa-arrow-circle-rightエックスサーバーバックアップ詳細
プラグイン一を使えば初心者でも簡単にバックアップが出来ますので早い段階で設定しちゃいましょう!
2.UpdraftPlusとは
長いので略してますが、正式には「UpdraftPlus WordPress Backup Plugin」と言います。
評価も高く「使用中の wordPress バージョンと互換性あり」となっていて安心できそうですね。
こちらは「ワードプレス初心者向け」でWebサイトの知識があまりない方におすすめです。
出来ればサーバーの容量が多くしっかりと安定して動いているところの方がより安心かと思います。
格安サーバーや容量があまりない状況で使用するとバックアップしきれないことも稀にあるそうです。
3.プラグインのインストール
ではさっそくプラグインをインストールしていきましょう。
手順:プラグイン>新規追加>検索窓に「UpdraftPlus」と入力>インストール
インストールが出来たら「有効化」をクリックしてください。
~インストールが初めてという方はこちらの記事を参考にしてください~
4.UpdraftPlusの設定
インストールが完了して有効化させたら設定をしていきましょう。
プラグイン一覧画面から設定画面をに行く場合は「設定」をクリックしてください。
メニューからの場合は「設定」の中にある「UpdraftPlus Backups」をクリックです。
設定画面が出てきますので「設定」タブの中で詳細な設定をしていきます。
「ファイル」と「データベース」のバックアップスケジュールは下の画像のようになっているかと思います。
デフォルトのままで全く問題ありませんが、変更したい場合は状況に合わせて変更をしてください。
「スケジュール」は手動のままだとバックアップを取りたい時だけ手動で行いますが選択すれば自動でも行えます。
「バックアップを保持」は最大いくつ保持しておくかという数字で、多いと重たくなるので2のままでいいかと思います。
「保存先を選択」はどこにバックアップデータを保存するのかを表示されている中から選択します。
今回は、ほとんどの方が「Googleアカウント」を持っていると思うので「Google Drive」で設定していきます。
「バックアップするファイル」はそのままでOKなので全てにチェックが入っているか確認をしてください。
「メール」はバックアップ完了した際にメールを受け取りたい場合はチェックを入れます。
全ての設定が完了したら「変更を保存」をクリックしてください。
「変更を保存」をクリックすると「リモートストレージの認証」というポップアップが出てきます。
これは、先ほど保存先の設定で「Google Drive」を選択したために認証を行う作業が必要になります。
画面の赤枠のリンクをクリックして次へ進んでください。
リンクをクリックするとアカウントの選択画面に変わります。
バックアップ先に使用するアカウントを選択してクリックしてください。
選択したアカウントでOKか確認されますので「許可」をクリックしてください。
「セットアップ完了」画面に変わりますのでクリックしてセットアップ完了してください。
5.UpdraftPlusの使い方(バックアップ)
セットアップ完了後に下の画面に切り替わったかと思います。
アカウント認証に成功となっているのを確認したら「今すぐバックアップ」をクリックしてください。
赤枠の中にチェックがあるか確認して「今すぐバックアップ」をクリックしてください。
バックアップ成功してが完了すると「バックアップ済み❶」という表示が現れます。
念の為に先程セットアップが完了した「Google Drive」にデータが保存されているか確認しておきましょう。
6.UpdraftPlusの使い方(復元)
同じ設定画面の下にバックアップデータがあるので「復元」をクリックしてください。
「復元」をクリックすると下の画像のようなポップアップが現れます。
全てに「チェック」を入れて「復元」を再度クリックしてください。
画面が変わりますのでもう一度「復元」をクリックして先へ進んでください。
「復元作業が始まりました」とガイダンスが出ますのでしばし待ちます。
バックアップの復元が完了すると下の画像のように「最終チェック」画面に切り替わります。
5つのバックアップデータから復元が完了した状況です。
7.まとめ
設定もとても簡単に出来ていざという時にとても頼りになるプラグインだなと感じました。
バックアップだけでなく復元も簡単な作業で行うことが出来るので初心者にはありがたい。
特にサーバーで自動でバックアップを取ってくれていない場合は不安要素も一つ減りますね!