1.はじめに
ブログを始めたばかりの初心者にとってはブログ記事のタイトルを決めるだけで何時間も掛かってしまう事ってありますよね?
せっかく一生懸命ユーザーにとって価値のあるであろう質の高い記事を書いたとしても読まれなければ全く意味がありません。
読んで頂くためには最低でも検索結果の1ページ目に表示される必要性があり、1ページ目の上位には当然競合がいますので、読者が読みたくなるようなタイトルを付けない限り読んで頂ける可能性は限りなく低いんです。
ブログ記事のタイトルはキャッチコピーです!
1ページ目に表示された一番上位の記事はクリックされる確率が一番高いですが、かといって他に表示されている記事が全く読まれない訳ではありません。
1ページ目に表示させることさえ出来れば、あとはタイトルでユーザーの興味をいかにして惹くのかが勝負の分かれ道となり、クリックされる数が増えれば増えるほど検索順位も上位に上がって行くものです。
そこで今回はブログのタイトルを決める際に気をつけなければならない注意すべき点を「5つのポイント」に絞って説明していきます。
2.5つのポイント!
まずは、結論からまとめていきます。
- ブログタイトルの文字数は28~32文字以内にまとめる
- 検索されているキーワードを最低2つ以上は入れる
- 具体的な数字を入れて結論を先に伝えてしまう
- アルファベット使うときは読み(カタカナ)を入れる
- タイトルが決まったらクリックしたくなるか自分で確認
1.タイトルの文字数は28~32文字以内
これは調べればすぐに出てくると思うので知っている方も多いのではないかと思いますが、検索結果に表示される際の文字数の最大値がこの範囲くらいですよという事です。
主要の検索エンジン(Google、Yahooなど)で表示されるタイトル文字数が28~32文字程度になっているために、表示数をオーバーするとお尻の文字が「...」で省略されて途切れてしまいますので、この辺りの文字数でとどめておくのが良いと言われています。
間違いないのは全角28文字以内にしておくことです!
途中で文字が途切れてしまうと、言葉の意味が分からない文章になってしまったり、大切なキーワードが途切れる可能性もあります。
出来ることなら、なるべく短くてインパクトがあるタイトルの方が目を引くかと思いますが、キーワード入れたり記事の内容をタイトル1行で伝えようとすると、このくらいにはなってしまうかと思います。
2.検索キーワードは2つ以上入れる
タイトルを決める際に必ず必要になってくるのがキーワードです。
SEOを意識しすぎてキーワードばかり詰め込むと、逆に日本語として文章がおかしくなってしまう可能性が高いので、あまり詰め込まないように気を付けながら最低でも2つ以上は入れるようにしましょう。
ちなみにキーワードは左側が最も重要だと言われています。
例えばこのようにキーワード3つ入れて検索すると左側に集中しているのが分かります。
これを見て頂くとお分かりのように、タイトルだけでなく、記事本文の冒頭でキーワードが沢山出てくるのはSEO的にも効果が高いのではないかと思われます。
こちらはタイトルで悩んで時間を使いたくないという方向けの良書です。
3.数字を入れて結論を先に伝える
例えば、この記事のタイトルでは「5つのポイント」という具合に記事で伝えたいことがいくつあるのかを先に伝えることで、読者がどのくらい時間が必要かなど心構えも変わるかと思います。
3つだと周りの記事と比較して少ないのでクリックされる可能性が少ないかもしれませんし、逆に10とかだと、少し読むのに時間が掛かりそうだとか、まとまりがない記事なのかな?とか想像するかもしれません。
この数字に関しては正解は無いですが、個人的にはあまり多いと読むのに時間が掛かりそうなので程よくシンプルにまとめてくれている記事を選択しています。
あとは、このようなタイトルを見かけることも多いかもしれませんね。
「40代男性の78.5%以上の人がやっている〇〇とは!」
「たった1日1分の作業で月収100万円稼ぐ方法とは!」
タイトルに具体的な数値を入れることにより、信憑性もグッと上がりユーザーの興味度合いも変わります。
なになに?って思わずクリックしたくなる要素が沢山詰まっていますよね。
ただし、クリックさせてもガッカリするような記事だったりすると、二度と訪問してくれなくなる可能性が高いので、煽るようなタイトルや釣るようなタイトルはあまり得策とは言えません。
4.アルファベットはカタカナを付ける
検索する際にわざわざアルファベットで入力して検索する人はおそらくいないですよね。
PCで入力するとアルファベットの候補が出てきたりしますが、スマホで検索するユーザーが増えていますし、いちいち変換しながら検索する人は少ないと思います。
アルファベットの商品やサービスなどは、どちらで検索しても良いようにカタカナを付けることをおすすめします。
5.クリックしたくなるか自分で確認
これが個人的には一番大事な部分だと思っています。
自分が付けたタイトルを狙ったキーワードで検索をかけて出てきたタイトルと並べてみて見ます。
そして、上位から5番目くらいにそっと置いてみてください。
検索して5番目に表示されたあなたの付けた記事タイトルを見て、クリックしたくなるようなタイトルであればOKじゃないでしょうか!
もしも、他のタイトルとなんとなく似通っていたとすると、クリックされる可能性は低いかもしれないですね。
これは、本屋さんで探し物をしている時と同じ状況だと思ってください。
例えばSEO対策の本を探していたとすると、よさげなタイトルやひと際目立っているタイトルからまずは手に取りますよね?
そして、目次を見て、パラパラっと中身を見て、良さそうならキープして、更に違う本に手を伸ばし、同じ動作を繰り返す。
そして、最終的に、これだと多むものを購入する。という流れが一般的かと思います。
これはネットの世界でも同じことですよね。
3.文字数をチェックするツール
実際にいくつか文字数チェックを行うツールがあるのですが、今回はSEOパックさんのツールをご紹介します。
実際にGoogleで検索した時の画面のように表示されるので助かります。
参考fa-arrow-circle-rightSEO1位のための「titleタグ」ガイド
参考URLにアクセスして頂いて記事中段くらいまで下へスクロールしてください。
下の画像が出てくるので、このシミュレーションツールを使います。
- 一番上の入力画面に作成したタイトルを入力またはコピペします。
- 「検索結果表示をシミュレート」ボタンをクリックします。
- Googleの検索結果でどのように表示されるのか結果が出ます。
ちなみに文字数がオーバーすると「...」と表示されます。
試しに「あああ」と3文字追加してみると結果に「...」と表示されました。
4.まとめ
後で読み返したときに、もっとこうするべきというのが出てくると思いますし、時代によっても考え方や手法が変わっていくものですが、自分がクリックしたくなるかどうかというのが一番大切なことだと思います。
記事タイトルはキャッチ-にしたいけれど、キーワード盛り込んだり文字数も考えなければならないし、とても奥が深いですね。