1.はじめに
SimilarWeb(シミラーウェブ)とは、検索上位に表示されている競合サイトの「アクセス数」や「検索流入ワード」などがURLを入力するだけで簡単に分かってしまうありがたいアクセス解析ツールです。
ちなみにこれが分かれば「上位で表示されるために必要なキーワードが分かる」ので、ブログ記事のタイトルを決める際に非常に役に立ってくれる事間違いなしのツールとなっています。
また、自分が自信を持って書いた記事がどうして上位表示されないのかなどを知る手掛かり探しとしても使えるので「ブロガー」や「マーケッター」などから多くの支持を集めています。
要するに、競合が使っているツールということです。
データの精度はGoogleアナリティスクと比較すると100%とまでは行かないでしょうし、あくまでも近似値レベルであるとの事だということを念頭に入れて使用したほうが良いと思います。
私たちは、業界最大の制御装置によって得られたクリックストリームデータと、月間数十億ページを分析するクローラーによって得られた情報を統合し、Web上のユーザーの軌跡を得ます。
特定の地域やユーザー属性にフォーカスされた他のツールとは違い、私たちのデータはグローバルなスケールで、あらゆるタイプの消費者の統計情報を様々な側面から収集しています。これにより、客観的で正確な分析と、ウェブサイトのトラフィックに関して深い理解が可能となりました。
また、個人を特定する情報は一切取らない為GDPRにも問題なく対応しています。
2.SimilarWebの使い方
まずは公式サイトにアクセスをしてください。
あとは検索ボックスがあるので調べたいサイトのURLを入力してクリックをするだけです。
今回は例として、超有名なブロガーマナブさんの「マナブログ」のURLを入力してみます。
ちなみにシミラーウェブの存在はマナブさんのYouYube動画を見ていて初めて知りました。
では結果を見ていきましょう。
3.検索結果の詳細画面について
検索結果が表示された画面ですが上から順番に画像を使って説明をしていきます。
「グローバルランク」「国ランク」「カテゴリーのランク」が表示されています。
1.トラフィック概要(Traffic Overview )
「合計訪問数」はPCとスマホのアクセス数が過去6か月間グラフで表示されています。
右側にある合計訪問数は598.16K=598,160という計算になります。(単位 K=1,000/M=1,000,000)
訪問別平均PV数や直帰率も数値化されていて大まかな情報を確認することが出来ます。
「国別トラフィック」は見ての通り、アクセスユーザーの地域別の割合を示しています。
「トラフィックソース」はどの媒体からアクセスをしてきたのかを判別することが出来ます。
データからは通常の「検索」から一番多く流入して来ていることが分かります。
2.リファラル(Referrals)
「リファラル」は、どこから自サイトに来て、その後どこに流れていったのかが分かります。
1つ前のトラフィックソースの説明でリファラルがあったかと思いますが詳細説明になります。
3.検索(Search)
「検索」ですが、これが機能としては1番使えるところだと思います。
左側はオーガニックキーワードが上位5つまで表示されるようになっています。
右側がGoogleAdwordsなどの有料キーワードが表示されるようになっています。
表示されているキーワードを確認して記事タイトル作成など参考にしましょう。
4.ソーシャル(Social )
「ソーシャル」はTwitterやYouTubeなどのSNSなどからのアクセス分布をグラフで示しています。
Twitterはブログを運営するにあたって非常に強い味方であることが伺えますね。
5.ディスプレイ広告(Display Advertising)
「ディスプレイ広告」は有料広告からの流入がどの程度の割合かを示しています。
6.ウェブサイトのコンテンツ(Website Content)
「ウェブサイトのコンテンツ」はサブドメインが5つまで表示されるようになっています。
7.オーディエンスの興味(Audience Interests)
「オーディエンスの興味」はユーザーの興味や関心など属性を確認することが出来ます。
8.競合および類似サイト(Competitors & Similar Sites)
「競合サイト」は競合になりうるサイトを表示してくれています。
表示されているサイトをチェックすることで参考にすることが出来るでしょう。
9.関連モバイルアプリ(Related Mobile Apps )
「関連モバイルアプリ」はアプリを提供しているサイトの場合アプリ情報を確認できます。
アプリを活用しているサイトであれば参考にできます。
4.まとめ
検索結果に関してはあくまで参考値ではありますが、競合サイトのアクセス解析が手軽に出来て非常に役立つツールになると思います。
アクセスが伸び悩んでいる記事があれば競合分析をしっかりと行い記事タイトルや本文のリライトなどしてみると良いのではないかと思います。