1.はじめに
禁煙に成功して健康的な肺を取り戻しつつあるaki(@akiaffiliate)です。
最近、巷でよく見かけるようになったアイコスは特に若者を中心に流行っているようですが、煙が殆ど出ないしあまり臭くならないという事で、通常のタバコからアイコスに切り替えるサラリーマンなんかも多いみたいですね。
ユーザー数500万人に到達したIQOS (アイコス)。
選ばれ続ける理由は、IQOS独自のテクノロジーにより、紙巻たばこにはないさまざまなメリットを両立したこと。
日本中の多くの成人喫煙者がIQOSを選んだ理由とは?
発売当初は入手困難な状況が続いていましたが、今は全国どこでも購入可能な状況になっているようです。
また、通販なんかだと定価以下で販売しているところも見かけるようになりましたね。
さて、そろそろ本題に入りたいと思います。
私はタバコをやめたのでもちろんアイコスも吸うことはありませんが、知り合いがアイコスを吸った後のフィルターの部分を見せてくれたことがあって驚愕した経験があります。
ちなみになんで、わざわざ見せてもらったかというと、TVのニュース番組でアイコスの危険性について特集を見たあとだったので興味本位で見せてもらいました。
フィルターのポリマーという物質が高温になりすぎると溶けだして有害物質が発生するのですが、一説によると掃除を怠っていたり、バッテリー切れを心配して急激に吸い込んだりすると起きてしまう現象らしいです。
まあ、そもそもタバコもアイコスも健康のことを第一に考えるのであれば、吸わない方が得策ですよね。
昔から、タバコは「百害あって一利なし」というくらいですので。
2.検索して出てきたニュース
Googleで「アイコス 危険性」と検索すると腐るほどHITしましたので、その中からいくつかピックアップして載せておきます。
大気汚染の規準となる微小粒子物質、いわゆるPM2.5も加熱式タバコの呼気から大量に放出されており(※2)、ニコチンの中毒作用を強化して毒性を持つ発がん性物質のアセトアルデヒド、毒性を持ち、アレルギー源の一つで発がん性が強く疑われているホルムアルデヒド、日本では劇物指定となっているアクリロニトリル、発がん性が疑われるN'-ニトロソノルニコチン(NNN)、強い発がん性のある4-(メチルニトロソアミノ)-1-(3-ピリジル)-1-ブタノン(NNK)などが出ていることがわかっている(※3)。
これらの一部は、ニコチンが体内で代謝する過程でも生じるが、加熱式タバコからは紙巻きタバコに匹敵するニコチンが吸引される。新たな「ニコチン供給システム」といわれるゆえんだが、ニコチン自体、日本の法律では毒物とされている。
ニコチンには血管の収縮作用があり、血圧を上昇させたり脈拍を増加させるから、ニコチン摂取により心血管疾患など脳梗塞や大動脈瘤といった疾患リスクが高まる。前述したように、ニコチン自体は短時間で代謝されるが、その副産物として発がん物質が生じてもいるのだ。
すでに日本では、アイコスを吸ったことで急性の好酸球性肺炎になった重症患者の症例報告もいくつか出ている(※4)。好酸球性肺炎はあまり発症例のない病気とされているが(※5)、アイコスを吸って重症の肺炎になった複数の患者が日本から報告されているわけだ。
加熱式タバコを製造販売しているタバコ会社はどこも「紙巻きタバコと比べて」有害物質が低減されているとPRしているが、有害物質は全くゼロになっているわけではない(※7)。特にニコチンの量は、依存性を継続させるために低減できないというジレンマがある。
最近、同じ「Tobacco Control」オンライン版にアイコスを使用することで肝機能障害が起きる危険性があるという論文(※6)が出た。米国のカリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究グループによる実験動物のラットを使った研究で、アイコスを90日間吸わせたメスの群で肝機能の異常を示す目安である血中ALT(Alanine Aminotransferase、アラニンアミノ基転移酵素)値と肝臓の相対重量、肝細胞の空洞化が短期間で有意に高くなったという。
グリコロニトリルは、発がん性が疑われているホルムアルデヒドと毒性の強いシアン化合物(シアン化水素、青酸)に分解するが、グリコロニトリル自体、日本では劇物に指定されている極めて有害な物質だ。日本禁煙学会のリリースによれば、フォルムアルデヒド・シアノヒドリンは致死性の中毒症状を引き起こす、極めて毒性の強い物質としている(※2)。
加熱式タバコからは微小粒子物質(PM2.5)も大量に放出されており(※3)、ニコチンの中毒作用を強化する発がん性物質のアセトアルデヒド、毒性のあるホルムアルデヒド、日本では劇物指定となっているアクリロニトリル、発がん性が疑われるN'-ニトロソノルニコチン(NNN)、強い発がん性のある4-(メチルニトロソアミノ)-1-(3-ピリジル)-1-ブタノン(NNK)などが出ていることもわかっている(※4)。
この論文によれば、アイコスの場合、掃除不足に加え、バッテリー切れを心配するあまり性急に吸い込み続けると、さらにブレードが加熱されて高温になり、フィルターのポリマーが溶けて有害物質が発生する危険性があるという。
いや、正直に言うと、個人的には読まない方が良かったというレベル感ですね。
そもそも、普通のタバコも4,000種類以上の既知の化学物質が含まれていて、発がん性物質を含む有害物質は200種類以上にも及ぶと言われています。
3.禁煙に成功した有名人
禁煙で有名なのはダウンタウンの松ちゃんですが、有吉弘行、タモリ、有田哲平、福山雅治、堺雅人、石田純一、椎名林檎、舘ひろし、西田敏行、JUJU、hyde、スガシカオなどなど多くの著名人が何らかしらの理由でタバコをやめていますね。
参考松本人志に有吉弘行、見事「禁煙」に成功したヘビースモーカー芸能人
結局 禁煙は強く「辞める!」って思わないこと。そう思ってるうちはタバコを意識してるからムリ。明日から吸おうぐらいで良いのよ。その感じでオレは約10年吸ってないな〜。でも。やったー禁煙できたーって喜びは無いよ。だって明日から吸おうって感じやから。。。わかるかな?
— 松本人志 (@matsu_bouzu) May 23, 2013
4.禁煙するといくら浮く?
よく禁煙すると生涯いくら浮いてくるのか計算しますよね?
単純に、どのくらい節約できるのかを計算してみましょう。
参考タバコ商品
・値段はバラつきありますが1箱500円に設定して計算します。
・1日に吸う本数はそれぞれ違いますが、1箱で計算します。
単純計算ですが、このようになります。
1年分 → 500円×365日=182,500円
10年=1,825,000円(20歳から吸い始めたとして30歳)
20年=3,650,000円(20歳から吸い始めたとして40歳)
30年=5,475,000円(20歳から吸い始めたとして50歳)
40年=7,300,000円(20歳から吸い始めたとして60歳)
これを1日2箱吸うと単純に倍の金額が掛かる計算になります。
こうやって計算すると馬鹿に出来ない数字になりましたね。
仮に毎日2箱吸う人は50歳までに1千万円以上タバコの煙に変える計算です。
65歳の定年まで吸うと1,642万円になるので、もはや退職金ですね。
ただし、値段が上がらない前提なので実際はもう少し多くなる筈です。
5.まとめ
アイコスなら有害物質も少ないとか匂いが少ないとか諸説ありますが、そもそも健康に良くないという事にはなんら変わりはないですよね。
吸い続けるのも、やめるのも、個人の自由ですが、吸わないで済むのであればその方が良いのかなと思う今日この頃です。