1.はじめに
タバコをスパッとやめてから5年以上経ちました。
健康的な肺を取り戻しつつある aki(@akiaffiliate)です。
誤解を恐れずに言えば、今ではなんであんな物を美味しいと思って吸っていたのかさえ疑問に思ってしまいます。
先日もニュースで話題になっていましたが、公共施設での全席禁煙の波はもうすぐそこまで押し寄せていますね。
喫煙者にとって非常に肩身の狭い思いをする世の中になっていくのは間違いないですし、もしタバコをやめることが出来るのであればやめたいと思っている方も多いのではないでしょうか?
そんな悩みを抱えている方の少しでもお役に立てればと思い、自らの体験を少しだけ共有させて頂ければと思います。
2.タバコやめる前の準備運動
タバコを止めるには準備運動として正しい知識を頭に入れることが大切だと考えます。
タバコをその場の勢いやノリで突然やめようと思っても難しいと思います。
正直に言うと、私も成功するまでに何度もチャレンジして失敗しています。
ですが、成功する際に行った準備運動のおかげで病院やパッチなどに頼ることなくやめられました。
では準備運動とは何かという話しですが、タバコを吸う事のメリットとデメリットを正しく理解する事です。
これを理解してから始めるのと、そうでないのは雲泥の差があると個人的には確信しています。
3.成功のための3つステップ
1.体に有害だと脳にインプットする
1つ目は「タバコは百害あって一利なし」という事を徹底的に脳にインプットさせる事です。
有名な言葉なので誰もが知っているかと思いますが、じゃあ説明できるかと言えばしっかりと内容まで説明できる人は少ないかと思います。
人に説明が出来るくらいまで、まずは自分自身が知識を入れることが成功への「はじめの一歩」です。
具体的なやり方は、Googleで検索するのが一番手っ取り速いですが、視覚で取り入れるのが脳には効果的です。
イギリスで、50年間追跡調査をした結果、喫煙者は非喫煙者に比べ、寿命が10年縮まるという事が判明しております。また、日本の最近の研究でも喫煙者の平均寿命が男性で8年、女性で10年短縮することが報告されています。今回は、吸っている人も、吸わない人も他人事では済まされない、たばこの煙が及ぼす様々な害について、有識者のインタビューを交えて、説明します。
タバコを1本吸うと寿命が14分短くなる計算だそうです。
タバコをやめることで10年寿命が延びるという事です。
このような動画は検索するといくらでも出てきます。
かなりグロテスクな映像なんかも出てくるのですが、私は頑張って見るようにしました。
そして、脳にタバコは体に良くないものだという事をインプットし続けます。
で、途中で気付くんですよね。
タバコを吸っていない周りの大切な人を副流煙という形で巻き込んでいる事を。
しっかりと脳にインプットするには何度も何度も映像を見ることが大切です。
もし、周りに大切な人がいるのであれば、あえて一緒に見ることを勧めます。
なぜなら、あなたの周りにいる大切な人にも正しい知識を持ってもらいましょう。
きっと、あなたの禁煙を応援して、時に励まし、助けてくれるでしょう。
2.メリット正しく理解する
タバコをやめた時のメリットを正しく理解することが大切です。
メリットを脳にインプットさせて誘惑の魔の手から逃れましょう。
例えば、私がチャレンジする前にこんなメリットがあるだろうと考えたものを紹介します。
- 時間的なメリット
- 金銭的なメリット
- 健康的なメリット
こちらを少し深堀りしましょう。
まず、時間的なメリットから。
【会社のケース】
・タバコを1本吸い終わるのに大体3~5分程度かかるので4分とします。
・外で喫煙所まで移動する時間は場所にもよりますが往復で3分とします。
1日に職場で何回行くかは人にもよりますが、控えめに3回だとしても21分になります。
これを20日間で計算すると、20×21分=420分で7時間になります。
1年だと、84時間(3.5日)もタバコを吸う時間に費やしている計算になります。
【外出先のケース】
・駅や喫茶店など喫煙できる場所を探すために無駄な時間を使います。
・タバコを吸わない人と一緒の場合、タバコを吸っている間待たせることになります。
続いて、金銭的なメリットです。
結論からお伝えすると、毎日1箱吸う人は生涯で1,000万円以上も使います。
~こちらの記事に少し詳しく計算していますので参考にしてください~
最後は健康的なメリットです。
これは、先ほどの動画など見て頂ければお分かりいただけるかと思います。
・結論、寿命が10年延びます。
10年更に人生を楽しむことが出来て、その分のお金もタバコ代が浮いています。
3.デメリットを正しく理解する
デメリットについても、色々と考えたんですが以下の2つしか出ませんでした。
- 食後のスカッとする一服が無くなった。
- 気分転換的な切り替えをするタイミングが無くなった。
こちらは、どちらも麻薬のようなもので、脳にインプットされています。
やめた後に思いましたが、タバコによるただの洗脳です。
元々タバコを吸うまでは無かったものなので、全くもってデメリットではありません。
タバコを吸う前の正常な状態に戻るだけの話しです。
4.マナーからルールへ(改正法)
2018年7月に健康増進法の一部を改正する法律が成立していて、2020年4月1日より全面施行となります。
参考受動喫煙対策
このことで、望まない受動喫煙を防止するための取り組みは、マナーからルールへと変わります。
2020年の全面施行へ向けて段階的に進められる予定で、一部の施設については2019年7月から順次施行が進められていきます。
参考改正法ポイント
このように2020年4月1日より、今まで努力義務だったものがルールへと変わり、喫煙者にとって今まで以上にタバコを吸う環境が狭く堅苦しく変わって行くことになります。
また、飲食店などのお店を経営する側にとっても選択の余地が無くなる状況になりました。
5.既に全面禁煙にしている飲食店
家族で訪れることの多い、日本マクドナルドは既に全面禁煙にしていますよね。
すかいらーくホールディングスは国内の約3,200店舗を9月から全面禁煙にすると発表しています。
ファミリーレストランのココスも2019年9月までに全面禁煙にする予定。
串カツ田中ホールディングスでも昨年の6月にはほとんどのお店で禁煙にしています。
2020年4月に向けて飲食業界では急ピッチで全面禁煙化を進めている様子です。
6.まとめ
タバコをやめて本当に良かったと思えるのは先に挙げさせていただいたメリットを今はしっかりと享受できているからです。
無理強いはしませんが、この記事を見て禁煙にチャレンジして良かったと何年か経った後に思って頂けたら幸いです。