1.はじめに
改ページとは、文字数や画像などが沢山あってコンテンツが縦長になってしまう場合、区切りの良いところで次の新しいページに分けてしまうという方法です。
あまり意識した事はないですが「本」や「書類」などで縦に異常に長い文章だったらきっと見づらくてしょうがないでしょうね。
PCやスマホならずっと同じ画面上で見ているのでスクロールを延々とすれば良いだけの話しですが、読んでいる途中でなんとなく記事がダラダラと長く感じて集中力が途切れてしまうケースもたまにはありますよね?
使い方次第ですが、ポイントさえ押さえておけば「メリット」もあれば「デメリット」もあるので併せてご紹介させて頂きます。
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2.メリット
まずは改ページすることのメリットをしっかりと押さえておきましょう!
- ページを分けることでPV数がアップする可能性が高い。
- 改ページした分アドセンスなどの広告がたくさん貼れる。
- 訪問者が記事に興味を持ってくれたかの判断材料になる。
- ユーザビリティーが上がる。
一つずつ順番に説明をしていきますので知ってるよ~という方は飛ばしてください。
❶ 通常だと1記事に対して1ページしかない訳ですから当然最後まで読んでもらっても1PVですが、仮に改ページをして3ページに分けたとして最後まで読んでもらえたとすると3PVになります。
❷ 通常だと1記事に対してアドセンス広告を貼り付ける位置は大体決まっていて3~4つだと思いますが、2ページ、3ページとページ数が増えた分の広告を貼る数も増やすことが出来ますよね。
❸ 1記事で1ページだった場合だと、どこまで読んで離脱していったのかまで細かく調べることは難しいですよね。ですが仮に改ページして3ページまで分けた場合で、もし2ページ目までしか読まれずに離脱していった場合、2ページ目に何かしらの問題があると把握することが出来ます。
❹ これは少し説明が長くなりますが、例えばフリー画像を提供してくれているサイトなどはある程度決まった枚数で次のページに進むように設定されていますよね。
これは1ページに画像を大量に表示させると表示速度が遅くなるというのも理由の一つですが、縦長にずっと画像が表示されていた場合、後でもう一度気になった画像を探し出す時にどこにあったのか見つけ出すのが非常に大変だと思います。
ある程度の枚数で改ページをすることによって何ページ目にあったのかを記憶しておいた方が後で探すもの簡単ですよね。
後は、スマホユーザーの場合で考えた場合を例に補足しておくと、縦長のページを何度もスクロールしながら見ていってもらい、途中でユーザーが「あの箇所をもう一度見たい」と思っても中々お目当ての記事までスクロールして戻るという事が出来ずにイライラするケースもあるんじゃないかと思います。
このような状況を作らないようにユーザー目線で適度に改ページすることでユーザビリティーが上がると言われています。
2.デメリット
続いてはデメリットと考えられる部分を説明します。
- 1ページに対する文字数が改ページを行った数だけ少なくなる。
- 改ページしすぎると最後まで読んでもらえなくなる可能性がある。
- ページごとにURLが分かれるので被リンクする際に迷ってしまう。
❶ 最近のSEO対策の流れとして1ページに対する文字数は最低でも1,000文字くらいないとGoogleからの評価が上がってこないと言われています。
本気で検索上位に表示させたいと思うのであれば、出来れば2,000文字、欲を言えば3,000文字は欲しいとも言われていますよね。
ですので1ページで3,000文字以内で納めることが出来ている場合は、改ページなどしなくても良いんじゃないかと思うので、具体的には4,000文字以上になった場合に改ページをするかどうか検討すれば良いと思います。
❷ 改ページをしすぎると最後まで読んでもらえないというのは、改ページ直前の記事の内容が面白くなかったり薄っぺらいとユーザーが次のページを読みたいと思わずに離脱してしまう可能性が高まります。
次のページに進むには1つアクションが増えてしまうので、それをしてまでも次のページが読みたいと思って頂かなければなりませんし、ましてやページの表示速度が遅いサイトであれば、更に面倒だなという意識が高まる可能性があります。
本やマンガを読んでいても、ドンドンと次のページを読みたくなるような場合もあれば、今日はここまでにしようと思ってしまう内容などもあります。
せっかくサイトまでたどり着いて記事を読んで頂けたのに一番伝えたい内容まで見てもらうことが出来なかったらその記事の価値は無くなりますよね。
❸ 実は改ページを行うと、当然ページが新しくなるのでURLも新しく割り当てられます。
有益な記事だと思って頂いたユーザーが被リンクする際に1ページ目を被リンクするとは限らないのでサイト運営者の意図しないページの被リンクがされる可能性はあります。
大きな問題ではないかもしれませんが、出来たら1ページ目を被リンクして欲しいのにな~というサイト運営者の勝手な希望とは違った形で被リンクされるかもしれませんね。
ここ迄で文字数が2,200文字程度になりましたので実際に改ページを行いたいと思います。
次のページで改ページのやり方と、PCとスマホの個別設定について説明をしていきます。
4.改ページのやり方
先程の前のページにあった改ページのボタンを作っていきたいと思います。
まずは記事をある程度の文字数まで書いて改ページしたいタイミングまで行ってください。
- 「テキスト」エディタに切り替えを行ってください。
- 「改ページ」ボタンをクリックしてください。
- <!--nextpage-->と自動的に挿入されます。
以上で改ページの設定が完了しました。
「ビジュアル」での表示のされ方です。
「…………PAGE BREAK…………」と表示されてます。
5.次のページの記事作成
特に新しい投稿画面は現れませんのでそのまま記事を書いて行けばOKです。
「…………PAGE BREAK…………」以降に書いた記事は全て次のページで表示されるようになります。
6.改ページ無効化の設定方法
投稿画面の右側に「公開」の中に「改ページの無効化」があります。
チェックを入れると改ページが無効化されます。
「PC=パソコン」「SP=スマートフォン」という略です。
これは個別で設定できるので、PCは改ページをしないでスマートフォンは改ページをするなど自由に設定できるのが良いですね。
7.まとめ
設定自体は非常に簡単に出来るのですが使いどころが迷うところですね。
ある程度の文字数があれば、続きが読みたくなるような絶妙なタイミングで改ページをするとPV数が伸びてサイト内の回遊率も上がってくれるかと思います。
次へ行くまでもないなと思わせてしまうような記事をまずは書かないように気を付けたいものですね。
~こちらの記事も参考にしてください~